許認可申請で求められる「身分証明書」とは
許認可申請の必要書類の中に「身分証明書」と書かれていることをよく目にしませんか?
意外と「身分証明書」に関して誤解をしている方に遭遇するケースが多くあります。
身分証明書は名前こそ聞いたことがあるものの、内容や取得方法が分かりにくく、申請直前になって慌てて準備するケースも少なくありません。
しかし、許認可申請において身分証明書は欠かすことのできない重要書類の一つです。
この記事では「身分証明書」はどんな書類なのか、どのように取得するのかについて書いていきます。

身分証明書って身分を証明するもので、免許証やマイナンバーカードを連想されそうですね
その通りです!
身分証明書の取得をお願いしたら免許証の写しを準備してくれていたことはよくあります

OSAYA行政書士事務所では、弘前市が中心のエリアで許認可取得や各種申請資料のサポートを行っております。
「調べてみたが自分で対応するのは不安」「忙しくて対応する時間がない」このような状況の場合は是非お気軽にご相談ください。
事務所住所:青森県弘前市青山5-13-3
電話番号:090-9494-0574
対応エリア:弘前市、黒石市、平川市、五所川原市、つがる市、青森市をはじめとした津軽地方全域
身分証明書とは何か
許認可申請で求められる「身分証明書」とは、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類とは全く別のものです。
身分証明書は、本籍地の市区町村が発行する公的書類で、申請者が法令上の欠格要件に該当していないことを証明する目的で使用されます。
具体的には、次のような事項について証明されます。
・成年被後見人または被保佐人に該当しないこと
・破産者で復権を得ていない者に該当しないこと
つまり、事業を行うにあたり、法令上支障となる身分関係がないことを、市区町村が公的に証明する書類です。
許認可制度では、事業の信頼性や適格性が重視されるため、この身分証明書が重要な判断資料の一つとされています。
なぜ許認可申請で身分証明書が必要なのか
建設業許可、宅地建物取引業免許、産業廃棄物収集運搬業許可、古物商許可など、多くの許認可には欠格要件が定められています。
これらの許可は、誰でも取得できるものではなく、一定の条件を満たした事業者のみが認められる制度です。
身分証明書は、「申請者や役員が欠格要件に該当していないか」を確認するための基礎資料として提出を求められます。
法人の場合には、代表者だけでなく役員全員分の身分証明書が必要となることも多く、その場合は人数分を正確にそろえることが重要です。
身分証明書の取得方法と注意点
身分証明書は、本籍地のある市区町村役場で取得します。
現在の住所地や住民票のある自治体では取得できないため、注意が必要です。
・窓口での請求
本籍地の市区町村役場に直接出向ける場合は、窓口での請求が最も確実な方法です。
本人確認書類を提示し、所定の請求書に必要事項を記入することで、即日交付されることが一般的です。
ただし、受付時間が平日のみであったり、役所が遠方にある場合には、時間的な負担が大きくなることもあります。
・郵送による請求
本籍地が遠方にある場合や、平日に役所へ行くことが難しい場合には、郵送による請求が可能です。
郵送請求では、一般的に次の書類を同封して役所へ送付します。
・身分証明書の請求書(役所のHPよりダウンロード)
・本人確認書類の写し(運転免許証の写しなど)
・手数料(定額小為替など)
・返信用封筒
郵送の場合、書類の不備があると再提出となり、その分取得までの日数が延びてしまいます。
また、申請から手元に届くまで1週間から10日程度かかることもあり、許認可申請の直前に準備を始めると、申請期限に間に合わないおそれがあるため、余裕をもって申請する必要があります。

郵便請求する場合は、まずはその申請先の役所に電話で必要書類を確認するとスムーズです
手数料として同封する定額小為替は、郵便局の窓口で購入することができます。
コンビニや銀行では購入することができないので注意が必要です。
あまり馴染みのないものですが、郵便局の窓口で誰でも簡単に購入することができます。

定額小為替は郵便局の貯金窓口で購入することができます。
以前、郵便局に定額小為替を買いに行った際に、既に16時を過ぎていて、郵便窓口は開いているけど、貯金窓口は閉まっていたので、その日は定額小為替を買うことができなかったというエピソードがあります・・・笑
取得時期と有効期限の注意
許認可申請では、「発行から〇か月以内の身分証明書」といった有効期限が定められているケースが多くあります。
許認可申請では「発効から3か月以内」というケースが多いです。
早く取得しすぎると期限切れとなり、再取得が必要になる一方、遅すぎると申請スケジュールに間に合わないリスクもあります。
身分証明書は、申請全体の流れを見据えて、適切なタイミングで取得することが重要です。
まとめ
身分証明書は日常生活ではあまり遭遇しない類ですが、許認可申請では非常に重要な役割を持っています。
準備のタイミングを誤ると、申請が止まってしまう原因にもなります。
許認可申請を検討されている方は、身分証明書を含めた書類準備を早めに進めることで、スムーズな許可取得につなげることができます。
当事務所では、建設業新規許可申請、産業廃棄物収集運搬業許可申請、宅地建物取引業許可申請等、各種申請業務に対応しております。
申請業務を行う中で、お客様に取得いただく書類については詳しく説明させていただきますので、ご安心ください。
この記事を書いたのはOSAYA行政書士事務所の佐藤沙耶です。
事務所所在地の弘前市を中心として津軽地方全域で事業や生活に関わる行政対応をサポートしています。行政への書類作成や申請業務のフォローが必要な際は、いつでもお気軽にご連絡ください。


